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『選挙研究』資料論文カテゴリーの追加について

2020年06月24日

日本選挙学会会員各位

近年、欧米圏の政治学雑誌(APSRやJOPなど)では、論文採択率の向上や再現研究など新しい研究分野の台頭などを受けて、LettersやReportsなど、研究論文とは異なる形式の論文の投稿を受け付ける方向へ、雑誌の方針が変更されつつあります。これに加えて『選挙研究』は投稿数が少ないという課題を抱えており、その向上を目指す観点からも、理事会では、「資料論文」カテゴリーの追加を決定いたしました(2019年度第4回理事会)。

改定した執筆要領では、資料論文を「過去の研究成果の追試や再現性などの検証、新規性のある事実や事例の報告、新たに収集されたデータセットおよびその公開に関する情報など発展的価値がある論文」と定義し、その長さは日本語の場合は10,000 字以内、英語の場合は4,000語以内としました。それに伴いまして、これまでの「投稿論文」を「研究論文」というカテゴリーに改めましたが、長さ等には変更はありません。

なお、資料論文として投稿された原稿を研究論文として、また、研究論文として投稿された原稿を資料論文として掲載したり、そのように修正・変更したりすることはできないものとします。

現在、投稿システムの改修に取り組んでおり、資料論文投稿のシステムについても1ヶ月程度で稼働すると思われます。システム稼働前に資料論文を投稿される方は査読委員長(
jaes.referee@jaesnet.orgに事前にご連絡をお願いいたします。

多くの会員の方がこのカテゴリーをご活用され、投稿されることをお待ち申し上げます。

日本選挙学会理事長 池谷知明



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